3/22 第3回 かみとんだ防災大作戦を開催しました。

第3回 かみとんだ防災大作戦

2026年3月22日、晴天のもと「第3回 かみとんだ防災大作戦」を開催し、約500名の方にご来場いただきました。会場は開始直後から多くの来場者で賑わい、地域の防災への関心の高まりを感じる一日となりました。

飲食ブース

 今回のテーマは「食と防災」。当日は屋外に10店舗の飲食ブースが並びました。また各店舗に防災を意識したメニューの提供や、有事の際に活躍する設備の紹介などを依頼しておりました。

 キッチンカーは、一台で調理設備を備えた移動型の厨房です。災害発生時には被災地へ迅速に駆けつけ、温かい食事を提供することができます。こうした取り組みは、栄養面の支援にとどまらず、被災された方の心を和らげるなど、精神面への支えとしても大きな役割を果たすのではないかと考えています。

 食パンやお餅など、普段から備蓄されているであろう食品が各店舗様の手によっておいしいメニューに生まれ変わり、たくさんの人が舌鼓を打っていました。
 また被災地で活躍するためには設備面も重要になります。今回は有事の際でも使用できるポータブル電源やプロパンガスでの調理、アウトドア用品やキャンピングカーの展示も行われました。
 備蓄食品や非常食は単調になりがちですが、各店舗が工夫を凝らしたアレンジを行い、「非常時でも食を楽しむ」という新しい視点を体験できる場となりました。

 イベントホール会場では、災害時の調理を体験できるパッククッキングが開催されました。幅広い方にご参加いただき、参加者からは「美味しくできた」と好評をいただきました。

 災害時の食事や栄養をテーマにした展示では、足を止めじっくりと内容を読み込まれる方も多く見られました。また、災害時の栄養補給について疑似体験できるゲームは120回以上プレイされるなど、高い関心が寄せられました。このゲームを開発したインターン生は、「さらに改良を重ね、楽しく学べる仕組みづくりに取り組んでいきたい」と話しました。

展示・体験ブース

 イベントホール会場では、企業・団体による防災の取り組み紹介や体験型ブースを多数展開しました。非常食の販売や、災害時にも活用できるキャンプ用品の紹介など、「すぐに実践できる防災」をテーマにした出展が並びました。

 ワークショップブースには多くの子どもたちが参加し、体験を通して防災に触れる機会となりました。特にダンボールを活用した遊びの提案や火おこし体験など、災害時の生活を具体的にイメージできるワークショップは、子どもたちにも大人気となりました。学童職員の方は、「被災時の子供達の遊びの確保について、自分自身も学べる機会になった。」と話されました。

中央スペース(防災喫茶・クロストーク)

 会場中央では、キャンプのような設営の中で防災喫茶とクロストークを実施しました。

 防災喫茶では、防災グッズの備え方や子育て世代の防災をテーマに、参加者同士の会話が自然と生まれる場となりました。

 クロストークでは、外部団体の視点も交えながら、防災における創意工夫や「平時からのつながり」の重要性について意見交換が行われました。自助・共助・公助に加え「商助」という新たな支え方の可能性についても考える機会となりました。

今後に向けて

 今回のイベントでは、防災に関わる人の幅が広がり、来場者からの質問や関心の高さが強く印象に残りました。

 また、「後方支援する立場として防災に関わりたいが、何をすればよいかわからない」という声もあり、今後も地域の人材や防災士とのつながりづくり、体験型コンテンツの強化が重要であると感じています。

 本イベント開催後、出店者の方からは「自分もお客さんとして回りたかったほど、魅力的なイベントだった」というお声も頂きました。本イベントにお越しくださったお客様の多くが、防災に興味を持ってくださっている方であり、そういった方の気持ちを引き出せる対応や場づくりの必要性を、改めて感じたイベントとなりました。

 この防災活動が、周辺地域だけでなく和歌山県下に広がっていくことを願っています。そのためにも引き続き、防災を「特別なもの」ではなく「日常の延長」として捉えていただけるよう、継続的な学びと繋がりの場づくりを行っていきます。


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