弊社は、防災をテーマに地域課題解決をする「かみとんだ防災プロジェクト」を実施するため、2024年5月に地域事業部を発足させました。
『人の顔が見える!つながりを生む!』かみとんだ防災プロジェクト
「2030~2040年のあいだに必ずくる」ともいわれている南海トラフ地震。発災時、上富田町においては、主に建物被害・人的被害などが予想されています。予想される有事の被害を最小限に抑えるべく、平時から地域内でのつながりを育み、災害に備えることで『安心安全な地域社会』をつくることを目指し、本プロジェクトをスタートしました。 本プロジェクトでは、①人・防災つなぐプロジェクト、②住まい(空き家)の防災プロジェクト、③建築業界・防災プロジェクトの3つの事業を実施していきます。
【目的】
- 住んでいる地域に顔見知りを増やし、共助のネットワークを形成する
- 防災に関する知識を学んだり、みんなで防災について考えたりする機会をつくり、有事の際にリーダーシップを持って行動できる人を育成する
【取組】
- 人のつながりが生まれるきっかけとなるテーマイベントの開催(月1回)
- 地域住民と一緒につくる防災イベントの開催(年1回)
- 防災に関する研修会の定期開催
防災士ネットワークの形成
【目的】
- 空き家の放置, 家具転倒に起因する発災時の被害を最小限に抑える
- 空き家の家屋状態, 所有者情報等を調査・把握しておくことで、発災時に迅速に対応できる準備を整える
- 地域づくりの拠点, 有事の際の避難所, 入居者募集などの空き家の有効活用に取り組み、平時のにぎわいづくりと有事の備えを両輪で進めていく
【取組】
- 空き家調査:家屋状態・倒壊による道路閉鎖リスク など
- 空き家データベース作成
- リノベーションによる再活用(拠点整備)
- 家具固定器具の取り付け
- 危険家屋の解体
- 空き家の紹介(マッチング)
【目的】
- 大規模災害時に迅速な復旧活動が開始できるよう、建築業界と町役場とのネットワークを強化する
- 上富田建設親睦会の更なる連携の強化、および未整備である電気、設備業者も含めた組織を強化する
【取組】
発災時の災害活動計画の作成
上富田町内の建設業者組合と上富田町役場間のハブとなって連携を図り、発災時の行動計画作成、勉強会の開催に取り組む
被災地へボランティアを兼ねた視察を行い、上富田町へのフィードバックを行う