設計図から始まる!工作会
先日、つなぎ間商店にて夏休み企画『設計図から始まる!工作会』を開催しました。工務店で活躍する職人や設計士が運営スタッフとなり、それぞれの専門知識を活かしながら、子どもたちのものづくりをサポートしました。



子どもたちはまず、「何を作りたいか」を考え、設計図を描くところからスタート。ハンガーラックやどこでもドア、いす、タブレットラックなど、一人ひとりのアイデアが詰まった作品が次々と生まれました。
設計図が完成すると、スタッフや保護者の方から「ここはこうした方が丈夫になるよ」「この長さにすると使いやすいね」とアドバイス。特に制作の場面ではお父さんたちが大活躍で、親子で相談しながら作品づくりを進める姿がとても印象的でした。



作業では押切やインパクトドライバーなど、普段なかなか触れる機会の少ない道具にも挑戦しました。安全な使い方をしっかり学んだうえで、子どもたち自身が工具を操作し、試行錯誤しながら作品を完成させていきました。

実は、このような体験は防災にもつながっています。
臨機応変な対応が求められる災害時だからこそ
災害時には、マニュアル通りに行動できるとは限りません。その場にあるものを活用し、「今、自分には何ができるだろう」と考え、工夫する力が求められます。設計図を描き、試行錯誤しながら形にしていく今回の工作は、まさにその「考える力」を育む時間でもありました。
制作の途中では、「思ったように切れなかった」「バランスが難しい」といった場面もありました。しかし、子どもたちはスタッフや保護者と一緒に原因を考え、何度も挑戦しながら完成へと近づけていきました。災害時も、一人で抱え込まず周囲と知恵を出し合い、協力しながら課題を乗り越える姿勢が大切です。
また、建物づくりに携わる職人や設計士から、丈夫な構造の考え方や工具の安全な使い方を直接学べたことも、この工作会ならではの魅力でした。ものづくりの知識や安全への意識は、いざという時に自分や家族を守る力にもつながります。
そして、防災で何より大切なのは「人とのつながり」です。今回の工作会では、子どもたちだけでなく、保護者やスタッフも一緒になって考え、声を掛け合いながら作品づくりを楽しみました。こうした顔の見える関係が、災害時に助け合える地域づくりにつながると、私たちは考えています。


人と人とがつながり安心な生活へ
私たちはこれからも、「楽しみながら学び、地域とのつながりを育み、防災力を高める」活動を続けていきます。
ご参加いただいた皆さまのお陰で、笑顔あふれる工作教室となりました。本当にありがとうございました。
後地域事業部では、こうした体験型ワークショップや防災に関する勉強会・知識のシェア会を開催しております。開催に関する詳細はLINEオープンチャット『かみとんだ防災プロジェクト』でもお知らせしておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。皆さん自身が学んだことのシェアや、「こんなことをしたい!」というご意見もお待ちしております。(取材・文/加藤綾)

